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病理解剖例を用いた共同研究事業一覧

研究課題名

アルツハイマー病早期診断薬の開発

研究内容

アルツハイマー病(AD)での特徴的な病理所見としてアミロイドベータタンパク質(Aβ)が蓄積した老人斑やリン酸化タウタンパク質が蓄積した神経原線維変化は有名である。これらタンパク質は、本来、正常な機能を果たしていたものがやがて様々な修飾を受け異常化し、神経細胞の内側や外側に蓄積したためと考えられる。我々は、アルツハイマー病の脳でタンパク質中のアルギニンという塩基性アミノ酸がシトルリンという中性アミノ酸に変換された異常なタンパク質(シトルリン化タンパク質と総称)が多く出現することを見出した。また、アルツハイマー病の脳、特に海馬CA2,3,4領域で酸化脂質、4-hydroxynonenal (HNE)が多く存在していることを病理学的に明らかにした(#1)。本共同研究では、異常タンパク質や酸化脂質を高感度に検出するELISAシステム(酵素免疫測定法)を開発し、アルツハイマー病の早期診断を行う臨床検査試薬を開発する。

研究業績

# 論文名 リンク
1 Fukuda M, Kanou F, Shimada N, Sawabe M, Saito Y, Murayama S, Hashimoto M, Maruyama N, Ishigami A Elevated levels of 4-hydroxynonenal-histidine Michael adduct in the hippocampi of patients with Alzheimer disease Biomedical research 2009; 30: 227-33. 参照
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